大学入試の仕組みについて①

大学入試の仕組みについて①

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今回は大学入試の仕組みについてお知らせします。

 

センター試験について理解しよう

日本最大規模の試験「センター試験」

 

 大学入試と聞いて、まず「センター試験」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? センター試験の正式名称は「大学入試センター試験」で、各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で実施する試験です。毎年1月中旬の土・日曜の2日間に全国で一斉に実施され、例年50万人以上が受験する日本最大規模の試験です。
 国公立大学の一般入試受験者は、原則、センター試験を受験しなければなりません。また、多くの私立大学でもセンター試験の成績が利用できる「センター試験利用方式」を設定しています。大学進学を考える受験生にとって、このセンター試験対策は必須といっても過言ではないでしょう。

 出題はマーク式で基礎的な内容

 科目は国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6教科30科目で構成されます。この中から、最大8科目(理科①を選択した場合は9科目)を受験できます。受験生は、志望大学が指定する教科・科目を選択して受験することになります。

※「地理歴史および公民」「理科②」の2科目選択者の試験は、解答順に第1解答科目・第2解答科目に区分し、各60分で実施する。試験時間130分には第1・第2解答科目間の答案回収等の時間10分を含む
※「英語リスニング」の解答時間は30分、試験時間60分には機器の動作確認等の30分を含

 それぞれの試験時間帯で受験できる科目は、地理歴史・公民と理科は最大2科目(理科①を選択した場合は3科目)、そのほかの教科は1科目となっています。また、「英語」の受験者には、筆記試験とは別の時間帯で実施される「リスニング」が必須となっています。
 出題は全教科とも「マークシート方式」で実施されます。問題はそれぞれの教科の基礎の部分をしっかりと身につけているかどうかに重点が置かれています。平均点は6割程度となるように作問されており、それほど難問が出題されることはありません。高校の授業や教科書の内容を着実に身につけていれば解答できる問題です。ただし、科目によっては問題数が多く、解答するスピードが要求されます。過去問に取り組むなどして、時間内に解答する力をつけておきたいものです。
 「英語」受験者は必須となっているリスニング対策も欠かせません。リスニングは各受験者に配られるICプレーヤーで実施されます。試験内容はもとより、その独特な試験形式にも慣れるべく、予備校等が実施する模擬試験を活用するなど、しっかりと準備をしておきましょう。

 

どの科目を受験すればよいの?

 センター試験でどの科目を受験すればよいのか? これはみなさんが受験する大学によります。合否判定に用いるセンター試験の教科数や指定教科(科目)は大学により異なるのです。
 受験に必要な教科数は、国公立大学では多くの大学が5教科以上、私立大学のセンター試験利用方式では2~3教科が一般的です。指定教科(科目)も、大学により異なりますが、理科や地理歴史・公民などは受験生の勉強科目に応じて受験できるよう複数科目から自由に選択できる場合が多くなっています。ただし、学部・学科の性質上、特定科目を必須とするケースも見られます。
 科目選択時に注意しなければならない科目として、「英語以外の外国語」「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「簿記・会計」「情報関係基礎」「地歴A(世界史A・日本史A・地理A)」があります。これらを出題科目として指定しない大学が多く見られます。また、公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」も、旧帝大などの難関大学では受験できないケースが見られる科目です。
 なお、前述のうち数学②の「簿記・会計」「情報関係基礎」は、受験科目として指定されていても、「高等学校においてこれらの科目を履修した者のみ選択可能」といった制限が設けられている場合が多々見られます。

 
特に注意が必要な理科の選択方法

● センター試験 理科の選択方法

*大学によっては「物理基礎」と「物理」のように同一名称を含む科目での受験を認めていない場合がある

 理科については特に注意が必要です。受験科目はセンター試験当日に問題を見てから決めることもできますが、A~Dのどのパターンで受験するかについては出願時に申請する必要があります。国公立大学の理系学部では、理科①を認める大学はほとんど見られません。また、理科を2科目必要とする大学も多いですから、国公立大学の理系学部を志望するならDパターン、つまり理科②を2科目選択しておくべきでしょう。一方、国公立大学文系学部では、理科①2科目または理科②1科目で受験できる大学がほとんどです。ただし、東京大学や京都大学などのように、理科①、理科②のいずれを選択した場合も2科目を必要とする大学があります。このため、Aパターン、つまり理科①2科目を選択しておくべきでしょう。私立大学に関してもやはり、理系は理科②、文系は理科①と考えておけばよいでしょう。

 
受験教科の事前登録に注意

 センター試験では、10月の出願時に受験する教科をあらかじめ登録する必要があります(事前登録制)。理科では選択方法(A~Dのパターン)、地理歴史・公民では受験科目数もあわせて登録します。
 10月というと試験本番の3ヶ月前ですが、受験大学を決めていないからといって安易に受験教科・科目数を登録してしまうことは避けたいところです。出願時に登録した内容は、1度だけ「訂正」の機会があります。しかし「訂正」期間は11月初旬の1週間程度と短くなっています。手続きに手間と時間が取られることはもちろんですが、この時に「訂正」した内容は、万一誤って登録したとしても2度目の「訂正」はできません。出願時には、ある程度受験大学を絞りこみ、その大学が課すセンター試験教科・科目を調べておくようにしましょう。

 
第1解答科目指定とは?

 地理歴史・公民、理科②において、教科内で1科目のみを合否判定に利用する大学では、2科目受験した受験生の成績は高得点の科目ではなく、第1解答科目(理科②、地理歴史・公民で1科目めに受験した科目)を指定する大学があります。
 横浜市立大の医学部看護学科の例をみると、地歴・公民は1科目しか利用せず、2科目受験した場合は第1解答科目の成績が採用されます。センター試験で第1解答科目を「世界史B」、第2解答科目を『倫理,政治・経済』とした場合、たとえ『倫理,政治・経済』の方が高得点であっても、第1解答科目である「世界史B」の成績が採用されるということです。
 また、この学科では、理科で必須となっている生物も第1解答科目で受験するよう指定されています。どの順番で解答するかはセンター当日に決められますが、志望校が特定の科目を設定している場合は、それに従って受験しないと2次試験の受験資格を失ってしまうことがあります。

● 横浜市立大学(医学部看護学科) センター試験指定教科・科目

教科 科目 教科科目数
国語 必須 『国語』 5教科
6科目
地歴
公民
必須選択 「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」『倫理,政治・経済』から1科目
数学 選択 『数学Ⅰ・数学A』『数学Ⅱ・数学B』から最大2科目
理科 「物理」「化学」から最大1科目
必須 「生物」
外国語 必須 『英語』(リスニング含む)

※地歴・公民で2科目受験した場合は第1解答科目の成績を採用する
※理科で2科目受験する場合は「生物」を第1解答科目とすること

センター試験の翌朝には解答・配点が公表される

 

 センター試験の翌朝には新聞等で解答・配点が公表されますので、受験生はこれをもとに自己採点を行うことができます。国公立大学の出願は、センター試験終了約1週間後からとなっていますので、センター試験の結果を踏まえて出願することができます。
 

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