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フリーダムでは、埼玉県公立高校入試を徹底的に研究し、万全の対策を行っております。
今回は、社会の傾向と対策をご紹介します。
大問1・2は地理,大問3・4は歴史,大問5は公民,大問6は地理・歴史・公民からの出題。3分野ともに統計資料やグラフ,地図など資料を用いた問題が多く,複数の資料を読みとって記述する問題も出題されています。資料を正確に読みとる力,文章を簡潔にまとめる力をつけておくことが必要です。
【地理的分野】
社会では、主に選択問題、選択式正誤問題、語句を答える問題、空所補充問題が問題の大部分を占めています。 特に選択問題では、「この部分が間違っている」という根拠をもとに、消去法で解くように心がけましょう。
以下が分野別の傾向です。
1.6大陸と3大洋、州(アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州)、については、きちんと把握しておく必要があります。また、世界の主要国(中国、ロシア、インド、イギリス、アメリカ等)からの出題も多くなっています。日本の県や県庁所在地の名称も基礎事項となっています。
例)この国に面している海洋名は? この国は何州に属していますか?など、融合問題も見られるので確実に得点しておきたいところです。
2.降水量と気温 地中海性気候など、国や地域の気候の特徴から問題が出されています。
気候分布図を活用して、各地域の気候の特徴を確認しておきましょう。
3.グラフ等の資料を活用する問題・グラフを見て正誤を答える問題は、1つ1つ消去法で解きましょう。
覚えた知識を活用できるようにするため、資料活用のための問題集に取り組むことも効果的です。必ずグラフから答えが導けます。焦らずに解きましょう。
4.地図の問題は毎年出題されています。地図を見て、標高、地図記号、方角、傾斜、縮尺などの観点から出題されています。
地図記号などはしっかりと覚え、標高や縮尺などは地図に書かれた表記をしっかりと確認し、計算できるようにしましょう。
上記の4つはほとんど毎年出題される傾向にあります。また、大陸などと絡めて日付変更線や緯度経度の問題が出されたり、国同士の比較もされたりします。融合問題が多いので、1つ1つ順番に考え、焦らないようにしましょう。
【歴史的分野】
古代~近世と近代~現代の大問2問で毎年構成されています。各時代の特徴をしっかり押さえましょう。特に歴史は、①政治のしくみ(幕府のしくみ・〇〇政治・〇〇法の制定)、②農民・国民のくらし(どのような生活を送っていたか)、③文化(①②と結び付けて、そうした文化が花開いた理由も確認) ④当時の諸外国(特に中国)の様子について、しっかり整理することが大切です。
例年、写真や絵をもとに時代背景を述べる問題が頻出しています。
問題自体も、単純な穴埋め問題ではなく時代背景や並び替えの問題が中心です。
また、記述問題も毎年出題されています。
つまり、単語のみを丸暗記しただけでは解答することができない問題ばかりです。
大切なのは、語句を覚えることではなく時代背景や流れから語句を覚えること。
年表などをうまく利用しながら、時代の軸から歴史を覚えていきましょう。
【公民的分野】
①政治的分野
三権分立、日本国憲法など幅広い分野から出題されています。3年生になって学習する内容なので、難易度はそこまで高くはなく、基本的な事項をきちんと押さえておく必要があります。
国会・内閣・裁判所のそれぞれの権利や役割、または国民の義務・権利(知る権利、環境権、自己決定権、選挙権など)は基礎事項としてしっかりと押さえておきましょう!
また、新聞やニュースを見る習慣を高めることも大切です。公民が苦手な人のほとんどが、聞きなれない難しい内容でよくわからないと口にします。公民はみなさんが社会に出て生きていくうえで非常に重要な科目です。
教科書の中だけの勉強ととらえず、普段から身の回りの出来事として関心を持ち、理解を広げていきましょう。
②経済的分野
経済に関しては、財政問題が頻出です。。
政府や企業の財政だけではなく、家計、株式、景気などが理解していくことが必要です。
単語の丸暗記ではなく、お金の流れや経済の仕組みについて、図でまとめたりして理解していくことが大切です。